ウーキークッキー編

アメリカのリキッドメーカー、スペースウォーズのウーキークッキー、とにかく甘いのが特徴のリキッドで、クッキーとカラメルがブレンドされた人気リキッドです!
今回はこちらのリキッドを徹底分析しフレーバーを解析していきます!
ウーキークッキーが好きな人は、是非自作リキッドに挑戦してみて下さい、それでは早速はじめしょう!
ウーキークッキーの特徴であるクッキー部分はグラハムクラッカーのフレーバーで表現されています。

グラハムクラッカーは小麦粉の風味と柔らかい甘味が特徴的で、同リキッドから感じるクッキーの大部分はこちらの風味から再現できます。
アメリカではポピュラーなお菓子ですが、日本では知らない人もいるかもしれません、一般的にチーズケーキの土台にもなっている、ホロホロと崩れるアレです。
次に甘さの大部分を占めているのがカラメル系のフレーバーで、一般的にはキャラメルで再現します!

キャラメルフレーバーは小麦系のグラハムと混ぜる事により、メープルやパンケーキの風味を再現する事ができます。
「グラハムクラッカー+キャラメル」この2つフレーバーで、ウーキークッキーのクローンレシピの7割が完成します!
では海外のクローンレシピの分量を見てみましょう。
① ベースリキッド70~80・・・85.5%
② Caramel Candy (フレーバーウエスト)・・・4%
③ Graham Cracker (フレーバーウエスト)・・・6%
④ Sweetener (フレーバーウエスト)・・・1.5%
⑤ Waffle (フレーバーウエスト)・・・1.5%
⑥ Whipped Cream (フレーバーウエスト)・・・2%
○ベースリキッド合計 85.5% ○フレーバー合計 14.5%
上記レシピはフレーバーウエストで自作されています、少し説明を加えながら解説していきます。
①ベースリキッドですが、ウーキーは濃い煙が特徴なのでベース70~80で制作するとまったりとした煙になり、より再現に近づけます。
②キャラメルキャンディですが、こちらは好みで、他社メーカーに変更してもいいように思えます、キャラメルフレーバーは各社でも販売しており風味も事なります。
③グラハムクラッカーですが、こちらもカペラで同じフレーバーはありますが、ウーキーの風味に近いフレーバーウエストを使うのが良いかと思います。
※同じフレーバーでもメーカーによって風味が大きく異なります
④甘味料はココカラのスーパーシュガー・カペラのスーパースウィートで再現可能です、ウーキーの甘さを際立たせるフレーバーとして必須となります。
⑤ワッフルですが、こちらも小麦粉系フレーバーでグラハムと同類の味です、必須という訳ではありませんが、クッキーの風味を複雑にしたいのであれば、いいかもしれません、調合しないのであればグラハム分量を1%程増やすといいでしょう。
⑥ホイップクリームですが、ウーキーのまったりとした風味を演出する為に、調合してほしいフレーバーです、バニラ系でもいいですがクリームやミルク系の甘いフレーバーで演出するといいでしょう。
ウーキークッキーを再現したなら、せっかくなのでオリジナルウーキーを作ってみて下さい!
本物にブレンドするのは少し勇気がいりますが、自作リキッドなら気軽にカスタムが楽しめます!
クッキー系のリキッドなので、アーモンドやチョコレート又はタバコ系でコクを出すのも面白いかもしれません、あとはマシュマロなんてどうでしょうか?
ウーキーは濃いリキッドなので個性の強いフレーバーを1~3%の間で調合すると面白いリキッドが完成します!
スネークオイル編
クローンレシピ(フルーツ系)
ワコンダクローンレシピの記事が好評だったので、今回はSEDUCE JUICEのSnake Oil(スネーク オイル)の内容物を検証してみます!
こちらのリキッドも大変人気のあるリキッドで、2013年に人気リキッドとして受賞しております、ワコンダと同様、名前からどんなリキッドかは連想できません。
・メーカー:SEDUCE JUICE (セデュースジュース)
・リキッド名:Snake Oil (スネークオイル)

緑色の蛇が印象的なスネークオイル、少し不気味に感じますがリキッド自体はフルーティーな味がします、フルーティーすぎて少し青臭く感じる所がスネークオイルの名前としてピッタリな気もします。
スティープ(寝かせる)させると青臭さがやわらぎマイルドな味わいになります、ベースグリセリンは50:50で、大容量パックですと70:30の爆煙リキッドがあります。
【公式ホームページ】
・梨フレーバー
・ココナッツフレーバー
・クリームフレーバー
公式サイトの説明ですと上記の3種類が配合されているようです、スネークオイルは複雑に感じますが、簡単に説明するとコラーダ系のリキッドとなります。
コラーダとは「フルーツ系+ミルクorココナッツ」をミックスさせたカクテルです、SEDUCE JUICEの公式ページには、梨クリームと説明していますが、クリームフレーバーというモノは厳密には存在しません(なぜ存在しないのかは別の機会にご説明します)
リキッドにクリーム感を出すテクニックとして「ミルク・ココナッツ系」フレーバーを追加して演出する方法があります、スネークオイルのクリーム感にはココナッツが使用されています。
単純にミルク・ココナッツを加えるだけでは不十分で、ここに「甘さ」を追加するとよりクリーム感を出す事ができます。
長々と説明しましたがスネークオイルの中身は「梨+ココナッツorミルク+シュガー」を最適なバランスで配合しております。
梨フレーバー以外にも他のフレーバーが隠されている可能性もあります。
【スネークオイルの材料】
①ベースリキッド
ベースリキッド50~70
一般的には50:50ですが、スペシャル版として70:30もあるので、ご自身の好みで決めるといいでしょう、フレーバー比率は20%前後です。
②ベースフレーバーはココカラでトレースしているグリーンスネークでOKです。

こちらのフレーバーは、洋ナシとクリームをバランスよく配合しております、スネークオイルに風味が近く、こちらからアプローチすると簡単にクローンリキッド作れます!
②ココナッツorミルク系フレーバー
グリーンスネークは洋ナシの香りが若干強く、クリーミー感がほしい場合はカスタムが必要となります、ココナッツ又はミルク(クリーム)系のフレーバーで微調整するようにしましょう。
では簡単にレシピを紹介いたします。
①ベースリキッド60~70・・・80%
②グリーンスネーク(ココカラ)・・・15%
③洋梨(ラ・フランス)(ココカラ)・・・3%
④クリーム・ココナッツ系(フレーバーウエスト・カペラ・ココカラ)・・・2%
○ベースリキッド80% ○フレーバー合計20%
グリーンスネークをベースにフルーティで妖艶な雰囲気を強調したいのであれば、洋梨を少し追加するといいでしょう。
★調整用
・スーパーシュガー
クリーム感を演出する為にすこし甘味を足すと良いでしょう、入れすぎにご注意。
上記が簡単ではありますが、スネークオイルのクローンレシピです。
スネークオイルはコラーダ系なのでパイナップやマンゴー等のトロピカル系の果物も合うと思います、他のメーカーさんのフレーバーでも是非試してみて下さい!
ワコンダもそうですが人気になるリキッドは理想的な組み合わせで構成されています、スネークオイルのモデルはコラーダでカクテルとして人気があります、コラーダ系で梨を配合するカクテルはあまりみかけませんのでVapeリキッドならではの見事な配合と言えます。
スネークオイルのようにリキッドを作る際にカクテルを参考にするとおいしいリキッドが作りやすくなります、是非試してみて下さい!