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VG・PGの比率と特徴の違い

VG・PGの比率と特徴の違い

電子タバコのリキッドには必ずと言っていいほど、VG・PGの記載があります。

リキッドメーカーさんではグリセリンをVG、プロピレングリコールをPGと表記するのが一般的です。
「VG50%:PG50%」とは内容量が10mlの場合、およそ5mlずつVGとPGが入っているという事です。

VGとPGを総称してベースリキッドと呼ぶ事もあります。

ご質問:自作リキッドを作るにはPGとVGが必要という事ですね ?

回答:VG(グリセリン)は必要ですが、プロピレングリコールに関して言えば必ず必要と言う事はありません。

グリセリンだけでも自作リキッドを作る事は可能ですが、グリセリンはモノ(高純度グリセリン)によっては非常に粘度が高く(ドロドロ)香料がうまく混ざらない事もあるのでプロピレングリコールで薄めて使用するのが一般的です。

質問:VGとPGはどのくらいの比率で混ぜるのですか?

回答:初めはVG50%:PG50%ベースで自作リキッドを作るのがおススメです。

香料ののり具合と煙の量のバランスがいいのが50%と言われています。

最近では爆煙が主流になってきていますので、グリセリン70:プロピレングリコール30でもいいかもしれません。

 

主に保湿剤として広く使用され化粧品等ではおなじみの原料グリセリンは大きく分けて合成グリセリンと天然グリセリンがあります。


合成グリセリン【石油由来】
石油由来というとどうしてもガソリンや灯油をイメージしてしまい悪い印象がありますが、合成グリセリンの特徴は非常に純度が高いという事です、市販の合成グリセリンは最近見かけなくなりましたが医療現場等、不純物が混合すると良くないケースで使用する事があります、非常に純度が高い為、製品として非常に安定しているのが特徴です。

 

天然グリセリン・・・植物性由来
現在では天然由来のグリセリンが世界的にも主流になっています、グリセリン(天然製)は主にヤシの実などの「油脂」を原料として製造されています。

精製してグリセリンが完成した段階では99.9%のグリセリン溶液となり、これが一般的に高濃度グリセリンと呼ばれています、ハンドメイド用品等にもよく使用され、又、電子タバコリキッドメーカーもおそらく天然モノを使用していると思われます。
※リキッドメーカーの大半は使用しているグリセリンの種類までは公開していないのでわかりません。

電子タバコの自作リキッドとして使用する場合は天然グリセリンをおすすめ致します!

プロピレングリコールの特徴

電子タバコのベースリキッドとしてよく使われる溶液です、一般的には食品添加物に広く使われており、コンビニのおにぎり類、麺類等にも使用してあります。

又、食品だけでなく化粧品・シャンプー・歯磨き粉・医薬品など日常生活に使用されているのが一般的です。

無色・無味(若干の甘味)・無臭の液体で若干の粘度があります。

電子タバコのベースに必要不可欠なグリセリンにも似ていますが、グリセリン以上に水にも混ざりやすく加熱しても品質が安定している事や酸化しにくいことから多くの品物に使われています。
これは余談ですが、食品添加物としても幅広く使用されるプロピレングリコールは、実は日本で2社しか製造しておらず、数年前にこの2社の原料調達不足により日本でプロピレングリコールの供給が困難になり業界では騒ぎになった事もあります。

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