VG・PGの比率と特徴の違い
リキッド初心者向けに選び方を解説
電子タバコのリキッドを見ると、「VG」「PG」という表記がよく出てきます。自作リキッドを始めたばかりの方にとっては、この2つが何を意味しているのか、どの比率を選べばよいのかが分かりにくいかもしれません。
VGはグリセリン、PGはプロピレングリコールのことで、どちらもリキッドの土台になる材料です。香料が味を決めるのに対して、VGとPGは吸い心地や粘度、香料のなじみ方などに関わってきます。
この記事では、VG・PGの違いと比率の考え方を、自作リキッド初心者向けにわかりやすく整理します。最初にどの比率から試せばよいのか、VGだけでも作れるのか、PGにはどんな役割があるのかを自然な流れでまとめました。
VGとPGは、自作リキッドの土台になる材料

自作リキッドでは、ベースとなる液体に香料を加えて味を作っていきます。このベース部分に使われるのが、VGとPGです。一般的には、この2つをまとめてベースリキッドと呼ぶこともあります。
たとえば「VG50%:PG50%」と書かれていれば、内容量の半分ずつがVGとPGで構成されている、という意味になります。10mlのリキッドなら、おおよそ5mlずつ入っているイメージです。
自作リキッドでは、この土台をどう考えるかで全体の扱いやすさが変わってきます。だから、最初の段階でVGとPGの違いをざっくり理解しておくことが大切です。
VG/PG比率で煙の量や風味はどう変わる?
VG/PG比率で特に変わりやすいのは、煙の量、風味の感じ方、吸い心地、リキッドの粘度です。成分の違いだけで見るよりも、「どんな吸い心地にしたいか」「どのくらい煙を出したいか」で考えると、自分に合う比率を選びやすくなります。
煙の量を重視するならVG高め
一般的に、VGの比率が高くなるほど煙の量は多くなりやすいです。しっかりとしたミスト感を楽しみたい場合は、VG70:PG30のようなVG高めの比率が候補になります。
風味の出方を重視するならPGも大切
PGは香料となじみやすく、味の輪郭を感じやすい傾向があります。フルーツ系やメンソール系など、香りの立ち方を重視したい場合は、PGがある程度含まれている比率の方が扱いやすくなります。
なめらかさを重視するならVG寄り
VGが多いリキッドは、吸い心地がやわらかく、なめらかに感じやすいです。強い刺激よりも、まろやかな吸い心地を求める場合はVG高めの比率が合いやすいことがあります。
扱いやすさで迷ったら50:50
VGが高くなるほど粘度が上がりやすく、デバイスによっては供給が追いつきにくい場合があります。迷った場合は、まずVG50:PG50のようなバランス型から試すと、煙の量・味の出方・扱いやすさを比較しやすくなります。
つまり、煙の量やなめらかさを重視するならVG高め、風味の分かりやすさや香料のなじみやすさを重視するならPGを含む比率を意識すると選びやすくなります。

まず覚えておきたいのは「VGだけでも作れるが、PGがあると扱いやすい」ということ

自作リキッドを作るにはPGとVGの両方が必須なのか、と疑問に思う方もいます。結論からいうと、VGは必要ですが、PGは必ずしも絶対必要というわけではありません。グリセリンだけでも自作リキッドは作れると説明されています。
ただし、VGは高純度のものだと粘度が高く、かなりドロッとした質感になります。そのため、香料がうまく混ざりにくいことがあり、PGで薄めて使うのが一般的だと説明されています
初心者目線で言い換えると、VGだけでも理論上は作れるけれど、最初はPGも入ったベースの方が扱いやすい、という理解で大丈夫です。
最初にどの比率で始めるべきか
最初の比率で迷ったときは、まず50:50を基準にするのが分かりやすいです。はじめはVG50%:PG50%ベースで自作リキッドを作るのがおすすめとされていて、香料ののり具合と煙の量のバランスが良いと説明されています。
一方で、最近はVG70:PG30のような比率も候補として挙げられています。爆煙寄りの使い方なら70:30でもよいかもしれないと書かれています。
初心者向けに整理すると、こんな考え方で十分です。
- 迷ったらまずは50:50から試す
- もう少しVG寄りで試したければ70:30も候補にする
- 最初から極端な比率にしすぎない
大切なのは、最初から正解を当てることではなく、基準になる比率を一度決めて試すことです。
VGの特徴
VGはグリセリンのことで、自作リキッドでは土台として非常に重要な材料です。元の記事では、グリセリンは大きく分けて合成グリセリンと天然グリセリンがあると説明されています。合成グリセリンは純度が高く安定性が高い一方、現在では天然由来のグリセリンが世界的にも主流とされています。また、天然グリセリンは植物性由来で、主にヤシの実などの油脂を原料として製造されていると説明されています。さらに、
電子タバコの自作リキッドとして使うなら天然グリセリンがおすすめと明記されています。
初心者の実感に近い言い方をすると、VGはリキッドの“厚み”や“土台感”に関わる材料として考えると分かりやすいです。ただし粘度が高いぶん、単体では扱いにくいこともあるので、最初はPGと組み合わせた方が進めやすくなります。
PGの特徴
PGはプロピレングリコールのことで、ベースリキッドによく使われる溶液です。元の記事では、食品添加物や化粧品、シャンプー、歯磨き粉、医薬品など、日常生活でも広く使われていると説明されています。無色・無味・無臭に近く、若干の甘味と粘度があるとも書かれています。
さらに、グリセリン以上に水と混ざりやすく、加熱しても品質が安定しやすく、酸化しにくいことから多くの製品に使われているとされています。
自作リキッドの視点で考えると、PGは「扱いやすさ」と「香料のなじみやすさ」を助ける材料として理解すると分かりやすいです。VGだけで重く感じるときに、PGが入ることで全体がまとまりやすくなることがあります。
初心者ならどう選べばいいか

ここまでの内容を踏まえると、初心者が最初に意識するべきことはとてもシンプルです。まずはVGとPGの両方が入った、極端すぎないベースから始めること。
そして、比率をころころ変えず、まずは1つの基準で香料との相性を見ていくことです。
最初におすすめしやすいのは、やはり50:50です。
そこから、「もう少しVG寄りの方が合いそうだ」と感じたら70:30へ寄せてみる、という順番の方が失敗しにくくなります。いきなり多くを変えず、少量で試しながら進める方が、自作全体を理解しやすくなります。
あわせて読んでおくと進めやすい記事
VG・PGの違いが分かってくると、次はベースリキッドそのものの考え方や、自作全体の流れも見えてきます。あわせてこちらも読むと、かなり進めやすくなります。
次に読むべき記事
よくある質問
自作リキッドにはVGとPGの両方が必要ですか?
VGは必要ですが、PGは必須とは限りません。ただし、VGだけだと粘度が高く扱いにくいことがあるため、最初はPGも入ったベースの方が進めやすくなります。
合成グリセリン【石油由来】
石油由来というとどうしてもガソリンや灯油をイメージしてしまい悪い印象がありますが、合成グリセリンの特徴は非常に純度が高いという事です、市販の合成グリセリンは最近見かけなくなりましたが医療現場等、不純物が混合すると良くないケースで使用する事があります、非常に純度が高い為、製品として非常に安定しているのが特徴です。
天然グリセリン・・・植物性由来
現在では天然由来のグリセリンが世界的にも主流になっています、グリセリン(天然製)は主にヤシの実などの「油脂」を原料として製造されています。
精製してグリセリンが完成した段階では99.9%のグリセリン溶液となり、これが一般的に高濃度グリセリンと呼ばれています、ハンドメイド用品等にもよく使用され、又、電子タバコリキッドメーカーもおそらく天然モノを使用していると思われます。
※リキッドメーカーの大半は使用しているグリセリンの種類までは公開していないのでわかりません。
※電子タバコの自作リキッドとして使用する場合は天然グリセリンをおすすめ致します!